出典:https://pixabay.com/
皆さんは、「仮想通貨」と聞くと、どの様なイメージをお持ちでしょうか?2014年に起こった当時世界最大規模のビットコイン取引所のマウントゴックスが、多くのユーザーのコインを預かったまま突然蒸発してしまうという事件を思い出されてしまうでしょうか?この様なリスクのことを、「カウンター・パーティ・リスク」と言いますが、仮想通貨を長期的に預けっぱなしにはせず、細かくFX様にチェックを入れながら上手に信用取引をされている方もいます。
今回は、「仮想通貨」の種類とランキング、そして投資に関してお伝えします。
Sponsored Links
主要な仮想通貨について
出典:https://pixabay.com/
どのような仮想通貨があるのか?
出典:https://pixabay.com/
*ビットコイン(BitCoin)
世界的にメジャーな仮想通貨です。日本ではまだまだ使えるお店がありませんが、海外では増えつつあります。通貨の信頼性ですが、システムによって、通貨の取引履歴が書かれている台帳を「P2P」という分散管理システム、「ブロックチェーン」と呼ばれる不正改ざん防止の仕組みで管理しています。
*リップル(Ripple)
リップルはGoogleも出資しているネット決済手段で、単位はXRPという表記です。ビットコインよりもマーケットは小さいですが、Googleという大きな後ろ盾を持っている決済手段なので、比較的安心して購入できる&将来性にも期待できるかもしれません。
ビットコインと違う点はまだあり、リップルは通貨の名前ではなく、リップルというシステム(サービス)の名称です。そして、ビットコインの技術に、新たな技術を加えて新たな価値を創造しようとする形ですので、将来性も期待できるという訳です。Ripple Inc. という企業のシステムな上、管理主体が存在する為、仮想通貨でも取引がスムーズに行えます。
*イーサリアム
イーサリアムも仮想通貨の名称ではありません。「イーサリアムプロジェクト」という、新しい試みを実現しようとする計画・組織があり、この計画の為に必要な技術として提供されているアプリケーションやソフトウェアなどのプラットフォームの総称です。仮想通貨のことは「ether(イーサー)/ETH」と呼びます。(イーサリアムと呼ぶ人もいます。)
イーサリアムは、通貨の取引履歴以外にも、台帳に契約の情報も付与し、管理します。
*ライトコイン(Litecoin)
元々、ライトコインはビットコインよりも、より流通量が多く、取引も労力がかからないような形にして、希少性はビットコインよりも低いけれど、流通や取引に利用しやすいようにと考え、作られました。決済スピードがビットコインよりも早いため、店頭決済にも向いていると言われています。ビットコインは平均的な決済スピードは10分程度かかるといわれていますが、ライトコインはその約1/5で可能だと言われています。
*モナーコイン(MonaCoin)
日本発の仮想通貨です。巨大掲示板サイト「2ちゃんねる」のソフトウェア板でMr.Watanabe(わたなべ氏)によって開発されました。2014年より本格的な流通を開始していており、モナーコインプロジェクトにより作成・公開されていますが、管理者がいるわけではなく、コインの発行・運営はしていません。先に述べた「ライトコイン」をベースに考えられています。
Sponsored Links
仮想通貨ランキング
出典:https://pixabay.com/
最新情報を入手するには
出典:https://pixabay.com/
市場で公開されている仮想通貨の最新の交換価値をランキング形式で知ることの出来るサイトがあります。世界中の取引所でやり取りされている仮想通貨の出来高や、現在の価値を知ることが出来ますので、こまめにチェックしてください。
Crypto-Currency Market Capitalizations
上記のサイトにて上位にランキングに表示されている仮想通貨に関しては、一般の取引所にて取引されているまともな仮想通貨だといえるでしょう。このサイトに載っていない仮想通貨は、一般の取引所では取引されていない仮想通貨、またはまだ市場に公開されていない仮想通貨といえます。
仮想通貨は無数にありますので、信用できるかどうかの目安にこのサイトを使うのも一案でしょう。
投資したい場合はどうする
出典:https://pixabay.com/
始める際に目的を決めること
出典:https://pixabay.com/
仮想通貨に投資するとき、目的をあらかじめ決めておくべきです。
円を増やすのが目的なのか、仮想通貨を増やすのが目的なのかを最初に決めておかないと、取引のスタイルも変わってきます。例えば、「円を増やす」のが目的なら、主に仮想通貨対円の取引所で取引することになるケースが多いかと思われますが、その際には信用取引でFXのようなスタイルで取引をするのが効率的でしょう。
すると、どうしても円を受け付けてくれるcentralized exchange(中央集権型取引所)を使うことになり、一番最初に述べた「カウンターパーティ・リスク」は伴うことになります。このカウンターパーティ・リスクは決して無視することは出来ず、むしろ「本質的なリスク」であることを理解しなければなりません。
突然取引所が蒸発してしまうことも考えられますし、それならば仮想通貨を取引しなくとも、従来型の取引所で先物取引でもしていた方がよっぽどトレードに集中出来ます。仮想通貨を取引していたら、取引より先に「取引所は大丈夫かどうか」から心配しなければいけなくなります。これは大変です。
では、目的を「仮想通貨を増やす」ことにするとどうなるでしょうか?
仮想通貨を増やすのなら、法定通貨を仮想通貨に交換したら、必ず「円」に戻す必要はなくなります。仮想通貨を増やしていくには基本的には現物取引がメインになるでしょう。最初はcentralized exchangeを使わないといけませんが、その後は自由に違う仮想通貨に交換していくことが出来るようになります。
仮想通貨プラットフォームBitSharesのウォレットは、最初から備わっている、第三者機関を通さずにしてトランザクションのコンセンサス(合意=契約)を得ることができる「ブロックチェーンテクノロジー」を採用しているため、「円を増やす」際のリスクになるカウンターパーティ・リスクはありません。
ですので後者の目的の方がリスクが少ないでしょう。
編集者のまとめ
出典:http://twitter.com/
日本ではまだ浸透していない仮想通貨ですが、海外ではお店でも使えるという位まで浸透しています。100位までのランキングを見ますと、聞きなれない仮想通貨も存在していますので、全て怪しい仮想通貨だとは言いませんが、専用の取引所でしか取引出来ない場合もあり、その取引所が潰れてしまった場合、その仮想通貨は交換することができなるリスクもありますので投資される方はご注意ください。
仮想通貨への評価&価値は世界的に見ても不安定な状況にありますので、投資は自己責任でお願い致します。
リップルコインの2017年最新情報を公開
Sponsored Links