ポルシェボクスターの評価から価格まで徹底解析!!スパイダーの魅力も説明します。

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ポルシェのケイマンと並ぶ人気車種のボクスター。今春のモーターショーにて新型モデルが発表されました。デザインも一新され、スペックも向上し、ポルシェの力の入れようがわかります。一体どの様に変化を遂げたのでしょうか?そして、昨年は「ボクスター」のトップモデルとなる「ボクスター スパイダー」も5年半ぶりにフルモデルチェンジを行っています。市場での評判はどのようになっているのでしょうか。今回は、魅力と共に評価等も一緒にお伝えします。

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新型ボクスター徹底解析!


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ポルシェ ボクスターとは?

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ポルシェ・ボクスターは水平対向6気筒エンジンをMRのレイアウトにマウントする2ドアオープンスポーツカーです。名前の由来は搭載される「ボクサー(水平対向)エンジン」とオープンを意味する「スピードスター」という単語を合わせた造語から名づけられています。

水平対向エンジンというのは、前後重量配分の関係上車体の中心に重量物を配置させ車の挙動を安定させる為と、駆動輪に近い位置に重量物を配置することでよりトラクションを稼ぐ為にスポーツカーの多くの車種に使用されているMRというレイアウトを示しています。このボクスターは、ただMRにエンジンを配置しているだけでなく、エンジンを限界まで車体下部に置くことにより非常に優れたハンドリングを実現している点が高く評価されています。

この優れたハンドリングは、他社の技術開発にも影響を与えたと言われているほどです。

新型・718ボクスターの魅力は?

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*エンジンがすごい!

車名の由来にもなった、50-60年代に活躍した伝説のミッドシップスポーツカー「ポルシェ718」。その伝統を受け継ぐ形で、「718ボクスターシリーズ」には、従来の自然吸気水平対向6気筒エンジンに替わり、2.0リッターまたは2.5リッターのターボチャージャー付き水平対向4気筒エンジンが搭載されました。これにより、以前のエンジンより小さいですが、よりパワフルになり13%の燃費向上を実現したスペックに生まれ変わっています。

*洗練されたデザイン!

内外装のデザインの大部分が一新されています。フロントの大きなエアインテークや、新デザインのバイキセノンヘッドライトが718ボクスターとしての特徴的な表情を見せてくれます。その中にも、ポルシェらしさも感じられるデザインが魅力的です。

インテリアは伝統的で高級感に溢れ、非常に使いやすいレイアウトになり、最も注目すべき機能が、ポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)の部分です。このPCMは一言で言ってしまえばカーナビの様なものですが、それだけの機能ではなくタッチパネルを使用した手書き文字の入力や、スマートフォンの接続、オーディオインターフェースの利用など複合的な機能を備えています。

価格情報

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価格は以下の通りです。(オプション代は除きます。)

718ボクスター 6速MT:6,580,000円(税込)
718ボクスター 7速PDK:7,104,000円(税込)
718ボクスターS 6速MT:8,520,000円(税込)718ボクスターS 7速PDK:9,044,000円(税込)

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ボクスター スパイダーの魅力!


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ポルシェの正統なる‶後継者”

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「ボクスターシリーズの頂点に立つ」とも表現をされる、「ボクスタースパイダー」。このグレード名が与えられたボクスターは2009年から登場しました。昨年2015年にワールドプレミアがおこなわれた新型は2代目になります。今年発表された718ボクスターの前モデル918型をベースに、よりスポーツ走行に特化させ、徹底した軽量化を図りよりパワフルになったパワーユニットを搭載させサスペンションなどにも専用のチューニングをほどこすことで、もっともスポーツ志向の強いモデルへと仕立てていくといった、ポルシェのスタンスが感じ取れます。

内外装にも徹底したこだわり

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「スポーツカー」としてのこだわりがここでも感じ取れる作りになっており、リアエンドの両端が後方へと引かれた通常のボクスターよりも小さな専用デザインのソフトトップに、エンジン部分とリアのトランク部分を一体で覆う2つのバルジ(膨らみ)付きの大きなアルミニウム製リッドという組み合わせはスパイダーならではです。ベース車両の電動リトラクタブル式に対して固定式とされたリアのスポイラーは軽量化へのこだわりを見せます。

パワフルながらもハード過ぎない心地よさ

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これまでボクスター シリーズで最強だったエンジンより、大幅なパワーとトルクの上乗せを実現したユニットに替わっています。動力性能は、「文句の付けようなどないもの」と言われるほどです。そして、大幅に強化をされたエンジン出力に対応をしながらポルシェ車には標準で用いられる事例が多い電子制御式の‶可変減衰力ダンパー”を採用していません。これは60km/h程度までの低い速度域を中心に、かなりかための設定にしています。

しかし、上記以上の速度が高まると確実にフラット感が上乗せされますし、振動はたちどころに減衰され、持ち味といえるすこぶるドライな乗り心地が魅力と言えます。

編集者のまとめ


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ボクスターはこれまでケイマンの下位機種という位置づけだったが、この718型からは立場が逆転し、スペックは同じ仕様ですが、ボクスターがケイマンの上位モデルとなりました。これは、ピュアスポーツカーとして本格的に舵を切ることの現われとも考えられています。スパイダーのような、よりピュアなスポーツ性を備えたボクスターを待ち望む声が少なくなかったのではないかとも思えます。

そして、昨年一新されたスパイダーも一層魅力的にモデルチェンジされています。まさに「究極のボクスター」としての魅力的な部分が詰まったモデルと言えそうです。ボクスターシリーズのトップに君臨する理由がわかります。今後も目が離せそうにありません!

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