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ロードバイクに乗って気持ちよく風を切る人の姿が最近街中で見かけるようになってきました。
自分もロードバイクに乗ってサイクリングをしてみたい、でも調べても良くわからないと言う方へ。
2018年度版の初心者向けの10万円以下で買えるロードバイクと、カジュアルに着こなせるサイクルウエアをまとめてみました。
自分に合うロードバイクを選ぶ
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スポーツサイクルの中でもロードバイクは専門用語・ブランド・デザイン・価格帯が様々あり、調べていくにつれてどんどん沼にハマっていきます。
一目惚れしたデザインを購入すれば良い、とは言っても、なかなか手に届きにくい価格帯もあり、初心者はどう選べば良いのかわからなくなると思います。
ロードバイクを選ぶにあたり、押さえておきたいポイントをまとめました。
乗るシーンを思い描く
一口にロードバイクといっても、乗る目的は様々あると思いますので、まずは自分がどういった乗り方をしたいのかイメージしてみてください。
ツール・ド・フランスのように、何日間もかけて高低差の激しい道のりを3,000km以上走り抜けるアスリートのようになりたいのか。
日帰りで100km~300kmくらいのツーリングをしてみたいのか。
彼女との街歩きのデートで颯爽と乗りこなしてカッコいい所を見て欲しいのか。
通勤や通学の道のりを健康のためにロードバイクでまずは移動したいのか。
レースやトーレニングで山を登ったり長距離を走ったりするガチ勢と、比較的平坦な道が多い街歩きでオシャレに使いたい人、ダイエット目的や節約のために通勤や通学の手段で使いたい人と、乗る目的が異なると思います。
一方で、かっこよく見えるからとりあえず買ってみたい、と言う人も居ると思います。
そういった方へは、エントリーモデルの完成車をチェーンや個人が経営している自転車専門店で購入する事をおすすめします。
お店の店員さん全てが必ずしも詳しい訳ではありませんが、自分で一から取り寄せて組み立てていくより、注意点や揃えるものなども教えてくれる店員さんに組み立ててもらいましょう。
個人経営の自転車屋さんは住んでいる所から調べてみるしかありませんが、大手スポーツバイクショップはいくつかあります。
イオンやホームセンターの自転車コーナーにもロードバイクは売っているのですが、大体がルック車ですし、ロードバイクに詳しい人があまり居なかったり、アフターサービスが万全でないことが多いです。
様々なブランドの初心者向けのモデルを多く取り扱っているのは、サイクルスポットや、サイクルベースあさひ、Y’sRoadなどが地方にもチェーン展開しています。
その他にも、ブランド直営店もありますのでお気に入りのブランドが既に近所にある人は、そこに行っても良いと思います。
ロードバイクの種類
そもそもロードバイクはママチャリのようなシティサイクル(荷物を持って街中を快適に走れるデザイン)とは全く用途が異なる、スポーツサイクルの一つです。
スポーツサイクルの中でも、舗装されていないような山道が走れる太いタイヤのマウンテンバイクや、マウンテンバイクよりも軽めで速く走れるクロスバイク、速さに特化したロードバイクが主にあります。
デザインも様々、メンテナンスも比較的楽、街歩きやちょっとそこまで、の移動をする分にはクロスバイクでも十分ですし、ロードバイクより安く手に入るなどなどサイクリング初心者にはもってこいです。
でもあえてクロスバイクではなく、ロードバイクを選ぶなら、乗り物好きで坂道を通ることが多く、30km以上を走りたい、ハマったら一つの事に集中しやすく、どんどん速さや走行距離を伸ばしていきたいと言う人におすすめです。
ロードバイクは大きく分けると3種類に分かれています。
- バランスの良いオールラウンドタイプ
- 長距離を走りやすいロングライド(エンデュランス・エンデューロとも)タイプ
- 空気抵抗を無くして軽さも追及したエアロタイプ
ロードバイクに求めているタイプに合わせて各社、フレームやコンポーネント、ブレーキ、タイヤの太さなどなどを変えています。詳しくなってくるとそれぞれの特性に合わせてカスタマイズをしている人も多くなってきます。
購入前の注意点
タイプや目的が分かったところで次は、サイズが自分に合っているのかきちんと店頭で試乗してみましょう。これをフィッティングと言います。
ロードバイクは前傾姿勢でペダルを漕ぎますので正しいサイズで乗らないと身体への負担が大きくなり、腰が痛くなったり、変に擦れたりして『ロードバイク=辛い物』と言う印象になってしまいます。
身長や股下の長さによって、フレームサイズはブランド毎でも適応サイズが変わってきますので快適なサイクリング生活を送る為にも購入前にフィッティングは必ず行いましょう。
そして、よしコレを買おう、在庫もある、金額も予算内と購入を決めたら、店員さんが再度組み立てて整備してくれます。
その際に、ロードバイク単体には大体はペダルやライト、ベルなどの付属品がついていない場合の方が多いです。なので、決定と同時か事前にヘルメットやシューズなどと一緒に購入しておくと良いですね。
在庫が無い場合や、数週間くらい納品に時間がかかる場合がありますが、あまり忙しくなければ、1時間~2時間ほどで、防犯登録や自宅での整備の方法などの説明を受けてその場で乗って帰ることもできます。
ただ、せっかく買ったし、とママチャリに乗るのと同じ気分でお店からいきなりそこそこ距離がある自宅まで勢いよく走るのは結構ツライです。
スピードの違いもありますが、ブレーキ感覚や前傾姿勢で走る違和感を馴らしながらゆっくり帰ってくることをおすすめします。
10万円以下のロードバイク2018
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それでは2018年度版の最新ロードバイクをご紹介します。
GIANT(ジャイアント) CONTEND(コンテンド)
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エントリーモデルとして一番有名と言っても過言ではない、コスパ最強のブランドGIANT(ジャイアント)からは、CONTEND(コンテンド)1の2019年モデルが出ています。
2018年モデルとの違いは、太めの28Cタイヤも付けられる所です。
ペダルとベルがついてコンポーネントがSORAのCONTEND1は98,000円(税抜)、速度が劣るClarisのCONTEND2は84,000円(税抜)になっています。
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TREK(トレック) DOMANE(ドマーネ) AL 3
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アメリカらしいデザインが多いTREK(トレック)は、日本人のアスリート選手も使っているスポーツサイクルの一流メーカーです。
エントリーモデルのDOMANE(ドマーネ)AL3は、シンプルなのにカッコいいデザインで、コンポーネントもSORAを使用しています。2019年モデルはサドルが少し薄くなっています。
MERIDA(メリダ) RIDE 80
台湾のブランドMERIDA(メリダ)はジャイアントに並ぶ大企業としての数の優位を使ってコスパが良いイメージです。
エントリーモデルの中で、カーボンフレームを使いオールラウンドSCULTURA(スクルトゥーラ) 100も10万円台でありますが、スペックはあまりかわらずアルミフレームを使っているRIDE80でも良いかなと思いこちらにしました。価格は89,900円(税抜)です。
SCOTT(スコット) SPEEDSTER(スピードスター)40
SCOTT(スコット)は主にスキー用品のブランドですが、スポーツサイクルの分野でも老舗のスイスのブランドです。
その中のエントリーモデルとして、SPEEDSTER(スピードスター)40があります。タイヤの太さが少し太めで、アルミフレーム、コンポーネントはClaris(クラリス)です。2018年にフルモデルチェンジを行い、2019年モデルは20gほど重さが増えてシンプルになりました。(税抜き85,000円)
Khodaa Bloom(コーダーブルーム) FARNA(ファーナ)700
Khodaa Bloom(コーダーブルーム)は、海外メーカーが多いスポーツサイクルブランドの中で、日本の会社が日本人のためのサイクルブランドとして設立したものです。立ち上げてから10年ほどの比較的新しいブランドです。
日本人の体型に合わせて企画開発されていて、国内のプロツアーチームにも供給しています。
その中でも、FARNA(ファーナ)700シリーズは初心者でも楽に出る25km/時の速さでいかに安全に走れるか、を追求したフレームになっていて、下位モデルは上位モデルと同じアルミフレームです。
コンポーネントがClaris(クラリス)になっているため上位より少し値段が落ちていますが、初心者の方に安心な補助ブレーキも付いています。(税抜85,000円)
ちなみにちょっと予算オーバーですが、こちらもカッコイイです。
出典:http://khodaa-bloom.com/
2018年8月に発売された、クラリスよりワンランク上のコンポーネントSORAを使ったレーシング用のシリーズFARNA SL²です(税抜115,000円)
ロードバイク初心者向けおすすめウエア
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ロードバイクを乗るにあたり、もちろんプロのような上下ピタッとしたウエアが一番巻き込まれる恐れがありませんし、動きやすく、走りやすい仕組みになっているためおすすめです。
しかし、初心者だと街中でぴったりしたようなデザインは似合わないし恥ずかしいと思ってしまいますよね。
ただ、ポイントさえ押さえておけば、動きやすく好きな服装でも良いんです。
選ぶときのポイント
流石にストレッチ性の悪いジーンズや、上下スーツを着てロードバイクに乗るのはおすすめしません。
可動域が狭いとスピードも出ませんし、擦れやすく疲れやすくギアに裾が巻き込まれたら破れますし、腰が丸見えで、お尻も痛くなって、かいた汗がそのままになるので風邪をひいてしまうなどなど散々なサイクリングになってしまいます。
- アウターは前傾姿勢になっても背中にスペースがある。
- インナーは吸汗速乾のもの。
- ボトムスかアンダーウエアはお尻の部分にパッドが付いている。
- 季節に合わせた服装にする。
上記ポイントに沿ってアイテムを選ぶことが大切です。
シューズやヘルメット、サイクルグローブに関しては通年で使いますが、夏用のアームカバーやレッグカバー、冬用のインナー、裾ベルトなどを組み合わせて使う人も居ます。
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後は荷物があるならバックパック、水分補給のためにボトル・ボトルケージもあると良いですね。
それではカジュアルなサイクルウエア、普段使いしているけどサイクルウエアにもなるブランドとその最新アイテムをご紹介します。
FREEASY(フリージー)
プロも使っているサイクルジャージブランドの中でも老舗のパールイズミが展開するカジュアル向けのブランドです。
2018年新商品の中でおすすめは、脱いだらコンパクトに畳めるフード付きのウィンドブレーカーです。ポケットが付いている場所はサイクル仕様ですが、一見シンプルなデザインになっています。
mont-bell(モンベル)
アウトドアウエアが各種揃っているコスパが良い国産ブランドです。
インナー・アウターだけでなく、シューズやヘルメット、グローブ、バックパック、ウォーマーカバー、ライトまで全て揃っています。
また、2014年からオリジナルスポーツサイクルブランドのSCHEIDEGG(シャイデック)を立ち上げていています。
出典:http://www.scheidegg.jp/
その中でロードバイクのエントリーモデルRD-H 1000は、アルミニウムフレームに、コンポーネントがTiagra(ティアグラ)で軽量ですし、ツーリングだけでなくヒルクライムもできるオールラウンドタイプです。129,800円(税抜)
Narifuri(ナリフリ)
街中でも溶け込むデザインのサイクリングウエアを数々展開している日本のメーカーです。価格帯は1万円以上~2万円台で少し高めです。
その中で、ストレッチ性がある8分丈パンツがあります。お尻にクッション性のある中綿が付いているため普段使い出来つつも、しっかりロードバイクも乗れる仕様になっています。
2018年にカラーバリエーションが追加されて、ブラック、ネイビー、ベージュ、シルバーグレイ、レモン、カーキと選択の幅が広がりました。
UNIQLO
UNIQLOは安さもありますが、長年来てもなかなかヘタれないためコスパが良いことで有名ですよね。
速乾性のあるエアリズムや、冬場に使えるヒートテックはもちろんインナーとして使えますし、ボトムスとしてドライEXハーフパンツはポケットにジッパーが付いている所が、ポイントです。
Le coq sportif(ルコックスポルティフ)
雄鶏がマークのフランスで創業したブランドで、スポーツウエア全般を取り扱っている老舗です。
その中のサイクリングラインの新作は、フランスの綺麗な峠をカモフラージュした長そでのジャージ、ペイサージュロングスリーブジャージが出ています。ピッタリとした感じではなく、少し余裕を持たせたシルエットになっていてオシャレな感じです。
Bianchi(ビアンキ)
イタリアの自転車メーカーBianchi(ビアンキ)のウエアやアクセサリーはBianchi(ビアンキ)らしい色使いで一見サイクルウエアには見えないデザインが揃っています。
長袖ストライプシャツは普通のカジュアルなシャツっぽいですが、胸元とウエストにジッパー付きのポケットがついていて綿100%ですのでサラッとした着心地で自転車に乗っても十分快適です。
編集者のまとめ
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