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日本男子プロバスケットボールリーグ、Bリーグが先月開幕しました。テレビの中継やニュースのスポーツコーナーで初めて知った方も多いのではないでしょうか。
この所属する各クラブは、「地域密着性」を取り入れた活動を行っています。
そして、Bリーグは3部構成ではありますが、Bリーグを運営する組織ではなく、別組織がB3に所属するクラブの登録管理等は行っています。
B3に所属するクラブはやや注目されにくくなってしまいますが、その中で石川県で活動する「金沢武士団」をご紹介します。
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金沢武士団の『5年』に込められた想いと勝ち取りたい勝利とは!?
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石川県を拠点とするバスケットボールクラブが生まれたのか
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金沢武士団(‶武士団”はサムライズ、と読みます)は実業団クラブから始まったわけではありません。創設は2015年とまだ歴史の若いクラブです。
元島根スサノオマジックの運営会社社長の赤池大介氏が発起人となり創設されました。
新しいバスケットボールのクラブを作るといった構想が持ち上がったのは、2014年初頭の頃だったそうです。
ちょうど北陸新幹線が開通することもあり、地域活性化を見込み、地元の盛り上げとの相乗効果の狙いがあったようですね。
金沢の青年会議所が働きかけ、地元企業にも協力を仰いだとされています。
子供たちへの想い
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2015-2016シーズンよりbjリーグに参入することになりましたが、地元企業の支援だけでは資金繰りが大変だったようです。
クラウドファンディングで開幕戦でのオープニング費用を募ることもありました。
その際に
石川の子供たちにプロバスケの本物を体験して欲しい。
石川県でバスケットをしている子供たちは、高校、大学進学を機に県外流出や将来を考え、競技をやめるという現状があります。
プロチームが無かった石川県。有望な選手が、県内でバスケットを続ける環境がありませんでした。
バスケットに夢を持っている子供らが将来、その夢を実現できる可能性を探し、それがTKbjリーグであると期待しチーム発足が実現しました。
記念すべき開幕戦ならではの演出実現のため、石川の子供たち、選手たちに思いを届けるためご声援お願いします。
とコメントしています。
石川には以前、「石川ブルースパークス」というプロのクラブがありましたが活動休止となってしまっています。
この理由まではわかりませんでしたが、金沢武士団も土地柄かスポンサー獲得に困難を極めています。
スタート時点では、地域密着性をリーグ全体が大々的にPRしていた訳ではありませんので、大変だったのでしょう。
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Bリーグへの参戦への決意
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今シーズン、B3での参入となりますが、開幕戦前に意気込みをこのように語っています。
「ひとりひとりが高い意識を持ってやり続けることが重要。何が何でも1年でB2に上がるという目標を持って、チーム作りをしたい」
月野雅人キャプテンの熱い想いが込められています。その際に、「5年でB1に昇格したい」というビジョンも話が出たそうです。
金沢武士団は、歴史が短いとはいえ、ヘッドコーチは初シーズンより大分ヒートデビルズを率いた鈴木裕紀さんがつとめています。
鈴木ヘッドコーチは、大和証券(現在はクラブ休部)、新潟アルビレックスBB、大分ヒートデビルズで活躍してきた自身の経歴もあります。
熱い指揮に期待したいですね。
Bリーグ準加盟クラブへ認定!
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開幕直前の今年9月に、B2昇格の為には不可欠なBリーグ準加盟クラブへ認定されました。
BリーグのB1とB2はまずアマチュアクラブでは登録できませんが、その他にも多数の規定をクリアし、成績も優秀でなければライセンスが取得できません。
準加盟クラブへ認定されたことは大きな一歩なのではないでしょうか。
B2ライセンスを取得、つまり昇格するには成績を出さなければいけません。
今シーズンはより一層のクラブ全体での努力が必要となります。
しかし、開幕前の朗報は選手の皆さんにとって、励みになることは間違いありませんよね!
編集者のまとめ
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今シーズンの開幕前にB3リーグの金沢武士団とライジングゼファー福岡の2クラブがBリーグ準加盟クラブへ認定されています。
どちらも早い段階より「B1を狙う」と表明されていますので、今シーズンB3リーグでの優勝は是が非でも手に入れたいところでしょう。
金沢武士団は、B1昇格までの越えなければいけない壁としては「5,000人収容出来るアリーナ」が大きいと思います。
現在は金沢市総合体育館・七尾総合市民体育館・松任総合運動公園体育館、といった複数の体育館を利用しています。
Bリーグはチケット収入を重要視していますので、集客もクラブ運営で大事な要素です。
その為にもクラブのPR活動やエキサイティングなプレーを期待します!
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