出典:http://www.b3league.jp/
いよいよ9月22日にプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」が開幕します。このリーグは3部制になっており、一番下位のB3のチームへはあまりフォーカスされていない現状があります。しかし、B3チームの中でも個性的なチームもあり、「埼玉ブロンコス」もその1つです。
今回は、埼玉ブロンコスのある構想と選手たちの想いについてお伝えします。
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埼玉ブロンコスの描くオールブロンコス構想と選手たちの想いとは!?
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オールブロンコス構想とは?
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埼玉ブロンコスは、bjリーグでプレーしていたクラブです。当初は所沢市を活動拠点としていましたが、2000年にホームタウンを埼玉県全域へと広げ「さいたまスーパーアリーナ」をホームアリーナとして活動しています。2005年に本格的にプロリーグへ参戦しました。
そして、新体制として始動した際に「オールブロンコス構想」というビジョンを打ち出しました。オフィシャルサイトによると
(以下、引用)
さいたまブロンコスは、すべてのスポーツとスポーツエンターテイメントが融合した文化を埼玉県から発信することを目指しています。
今後、トップチーム(男女) の株式会社化とサテライトチーム(男女)、ジュニアチーム(男女)、ブロンコスチアリーダーズクラブ、ブロンコスエンターテイメントクラブの創設・NPO法人化をすすめていく予定です。
少しわかりづらいのですが、まず「企業内からの独立」が挙げられます。これはプロチームですので実業団チームとは運用の仕方も変わるでしょう。
そして、野球の球団構成を思い浮かべていただくと、わかりやすいかもしれませんが、1軍で活躍するレベルのプロ選手の存在と共に、2軍の様なサテライトチームや将来の選手を育てるジュニアチームを同時に運用していくということです。
トップレベル競技者だけでは当然世代交代等も今後発生しますので、競技力のある選手を外部から獲得する必要もありますが、「自分のクラブで育成出来る体制を強化する」という事も大切になってきます。その為、地域との連携や共生を図ることで財政基盤を確立できるよう支援することを目的としたのがこのビジョンです。
何と、このビジョンは文部科学省の「トップレベル・スポーツクラブ活動支援事業」として全国で初めてモデルとしても認められているのだとか。B3とはいえ、現在育成選手が今後の大活躍する選手になる可能性を秘めていますので、大切なことなのではないでしょうか?
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選手たちの想いはいかに!?
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埼玉ブロンコスは、bjリーグ誕生時から参戦しているチームにもかかわらず、プレーオフへ進出したことがないという苦い経験をしています。毎年選手もコーチ、スタッフもコロコロ変わっており、ブースターの中からも「毎年変わることで勝てないのでは」といった心配の声が出ています。
選手の1人1人を見ていけば、魅力的な選手や実力のある選手がいます。しかし、バスケットボールは1人だけが大量得点出来ても勝ちに繋がる訳ではなく、チームプレーの強化をしたいと選手も思っているようです。選手が一番、コロコロメンバーが変わらず落ち着いた環境を望んでいますよね。
9月に入ってから今シーズンのキャプテンが#0上田雅也選手、副キャプテンに#23佐々木優希選手と#13ブレント・ジェニングス選手が決定しています。今季からの契約選手が副キャプテンに就任していますので、一緒にプレーをする選手は早く意思疎通が円滑にいくようにしたいと思っているに違いありません。
しかし、いつも試合には決して少なくないブースターが集まります。温かい声援をいつも送ってくれるブースターも勝利を期待していることは選手たちもわかっていることだと思います。ヘッドコーチがまた新しく就任していますが、クラブ一丸となって今シーズンの方針・強化を行い勝利に結びつけてほしいですね。
編集者のまとめ
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B3リーグの開幕戦は9月30日に開催されます。B3は実業団とプロのチームが混合になりますが、チーム発足後に「オールブロンコス構想」に従い運営したことが功を奏しているのか、多くのブースターが存在します。ブースターの応援も活力にきっとなっていると思います。
今シーズンも選手やコーチの入れ替わりが目立ちますが、是非勝利の姿を見せて欲しいと思います。そして、未来の選手候補のジュニアの方々の将来の活躍も楽しみですね!
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