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日本の男子プロバスケットボールリーグ、Bリーグが開幕して数週間が経過しました。
少しずつ各クラブ共にホームでの試合とアウェイでの試合を行い試合結果が出てきています。
お気に入りのクラブの結果が毎週末気になって仕方のない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
B1所属のクラブの中で、関東に本拠地を置くクラブの中で試合の勝敗ではなく、観客数で記録を持つクラブ「千葉ジェッツ」についてフォーカスを当ててみましょう。
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千葉ジェッツの年間観客動員数から見えた意気込みとは!?
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千葉ジェッツってどんなクラブ?
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千葉ジェッツは千葉県唯一のプロバスケットボールクラブです。
2011年よりbjリーグで活動を開始し2013-2014シーズンからNBLで活動を行っていました。
その時には千葉県全域をホームタウンでしたが、2015年よりBリーグ参入を意識しホームタウンを船橋と明確に打ち出し、活動を行っています。
ホームタウンは船橋市と打ち出してきていますが、ホームゲームは船橋アリーナと昨シーズンもよく使用していた千葉市の千葉ポートアリーナを今シーズンは両方使用する予定です。
成田国際空港があり、日本の国際窓口である千葉県であることと、その象徴ともいえるジェット機に、子供たちの夢、千葉県民の希望をのせて日本のみならず、世界に飛び立てるチームを目指すという想いを込めてクラブ名が名付けられています。
年間観客動員数がすごいって本当?
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千葉ジェッツは昨シーズン、NBLとbjリーグの歴代平均入場者数ランキングで日本歴代最多記録を更新しています。昨季のホームゲーム28試合中、16試合を船橋アリーナで開催しホーム28試合の合計観客動員数が10万92人、1試合平均は3,574人という「10万人突破」という記録を更新しているのです。
どれだけブースターに愛されているのかが、わかりますよね。
この観客動員数について、島田慎二社長は
「1試合平均は昨季の1909人から大幅に増えた。地域密着を進めた結果。リーグでも注目されている」
「今後もより一層の(船橋市との)連携を強め、来場者数を伸ばすとともに、グッズの販売などにも力を入れていき、チーム力を強めていきたい」
と話しています。Bリーグの大河正明チェアマンも
「観客動員数が増えた事でチームの売り上げも6億円の大台にのった。船橋市とジェッツとの取り組みはうまく機能している。他の35チームにも見習ってほしいほどだ」
「収入が増えた分、選手を強化し、ファンサービスにもより一層力を入れてほしい。チームが運まく機能する事で地域の活性化が果たされる」
とコメントしています。
観客が足を運んでくれることで、選手の強化費用にもあてることが出来ますし、クラブが強くなれば、それだけまたアリーナへ足を運ぶことに繋がりますよね。
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Bリーグでの意気込みは
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千葉ジェッツは昨シーズンはNBLでプレーをしていましたが、その際途中からヘッドコーチ代行として元・キャプテンを務めていた佐藤博紀さんが指揮をしました。
佐藤さんは今シーズンはアシスタントゼネラルマネージャーに、そして、ヘッドコーチには広島ドラゴンフライズでアシスタントコーチを務めた大野篤史さんが就任し指揮しています。
キャプテンは引き続き小野龍猛さん。昨シーズンは観客動員数は素晴らしい記録でしたが、クラブのチーム実績は22勝33敗で12チーム中8位。プレーオフでは準決勝に進めませんでした。
大野ヘッドコーチは
「優勝を目標にしないと優勝には届かない。タレントは十分いる。優勝できないポテンシャルのチームではないと思ってます」
と開幕前に語っています。
自治体とのコラボ、体育協会、企業支援はどのクラブよりも強力な体制が築けています。
千葉ジェッツにも有力選手がいない訳ではありません。Bリーグの中でも注目され続けている富樫勇樹選手です。
栃木ブレックスの田臥勇太選手に次いでNBA契約を結んだ2人目の選手として一躍注目を浴びていますので、バスケットボールを見ている方にはお馴染みの選手でしょう。
富樫選手はポイントガードのポジションですが、千葉ジェッツには正ポイントガードとして西村文男選手がいます。得点へ繋がる大事なポジションですので、試合への出場タイミングも今シーズン注目なのではないでしょうか。
そして、NBAでもプレー経験のある、ヒルトン・アームストロング選手も在籍しています。
身長が何と211cmもあるのだとか!大迫力のダンクシュートを期待しますよね。今シーズンは期待してしまいますね!
編集者のまとめ
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Bリーグは「地域密着型クラブ」を打ち出していますが、一番千葉ジェッツが、地域密着で活動し地域企業のバックアップもしっかりされているクラブなのではないでしょうか。
千葉ジェッツは開幕直前に2017年7月から「千葉ジェッツふなばし」というチーム名に変更し活動していくことを発表しています。
2015年5月に船橋市と千葉ジェッツの間でホームタウン協定を結び活動しているのですが、‶船橋”の名前を入れようとなったようですね。
Bリーグはどちらかというと都道府県単位ではなく、市町村との活動に重きを置いていますのでお互いの相乗効果を狙うという意味では他にもこの様な動きが出てくるかもしれません。
今シーズンの活躍にまずは期待しましょう!
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