Bリーグの選手移籍状況のまとめ!!動向から移籍金まで公開します!!

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いよいよ今秋プロバスケットボールリーグ、Bリーグが開幕します。

3つの段階と各々に「西・中・東」の3地区制を取り入れ、45クラブが2016-2017シーズンで戦います。かなり大所帯なリーグです。新リーグの開幕、初年度ということもあり、選手の移籍は今までと比べ物にならないほど活発になるのではないかと夏頃、言われていました。

今年度の移籍事情はどの様になっているのでしょうか?

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Bリーグ選手の契約交渉について

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Bリーグの選手契約ルール

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Bリーグでは選手契約に関して、取り決めをしています。プロ選手ですので(B3は実業団チームも交じりますが)、契約や登録に関してきちんとしたルールを定めています。今回はB1、B2に関係してくるプロ選手に関する契約ルールの部分を取り上げます。

移籍に関するルール

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まず、契約更新を行う場合は、所属選手に対し新たな契約を締結する意思およびその契約条件が出されます。その後、

① 所属元クラブによる当該選手への契約更新の意思がない場合

② 所属元クラブと当該選手との契約交渉が決裂し、契約更新がなされないことが確定した場合

③ 所属元クラブと当該選手との現行契約の契約期間が満了した場合

上記の状況になった場合は契約期間満了後は全てフリーエージェント扱いにする為「自由交渉選手リスト」に掲示されます。

→ 自由交渉権リストはこちら

Bリーグの規定は以下の様に定められています。

(1) 選手が移籍を希望する場合、当該選手は、移籍元クラブから登録抹消され、 移籍先クラブが登録申請をし、協会の承認を得なければならない。

(2) 前項により移籍元クラブが抹消申請をするべきにもかかわらずこれを行わな いときは、協会は、移籍を希望する選手の申請に基づき移籍元クラブの承諾に 変わる決定をなすことができる。

という事は、この自由交渉権リストに入った選手に対し、どのクラブもオファーすることが可能です。

移籍金の発生のケース

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ここからが、アマチュア選手とプロ選手の移籍の違いでもありますが、アマチュア選手がアマチュア選手として移籍、つまりB3リーグに所属する一部のクラブが当てはまりますが、この場合は対価(つまり移籍金)は発生しません。

B3であってもプロ選手の場合、移籍金が発生することがあります。3階層に分かれたリーグ編成と先に触れましたが、B3所属の選手がB2/B1やB2所属の選手がB1のクラブへ移籍する場合は移籍金が発生します。現時点で移籍金額の取り決めでは

移籍する当該選手の2015-16シーズンにおける基本報酬金額と、所属元クラブが 2016-17シーズン契約交渉時において提示した最終提示金額のいずれか低い金額

移籍金の上限額は500万円(税別)とし、前条にて算定した金額が500万円(税 別)を超える場合は、500万円(税別)

と規定されています。但し、移籍金の発生は2015-16シーズン終了時まで移籍元クラブへ所属した日 本人のプロ選手です。外国人選手は除外とされています。

「移ってきてほしい選手がいるのに、移籍金の壁が・・・」となるクラブも発生するでしょう。しかし、例えば力のある選手が抜けてしまった後に今年度はB1で戦わなければならないといったクラブも想定されます。

選手流出の可能性を考慮し、クラブへの補償として支払われますので「移籍した選手分の早く他の有力選手を獲得したい」というクラブ側へのサポートといった側面もあるのかもしれません。初年度ですので、この規約に関しては見直される可能性はゼロとは言えないと筆者は感じます。

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移籍選手の状況


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最大注目選手はどんな決断を!?

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注目選手の中でも「2016年夏最大の移籍」と言われたのが、竹内公輔選手です。

2014年にトヨタ東京からB2広島ドラゴンフライズとの契約が満了となりました。広島はNBLで9位に終わり、プレーオフ進出を逃してしまった点、B2でのプレーが決まった為、日本代表の主力選手であり、スター性も持ち合わせていますので、B1・B2のクラブがオファーしない訳がありません。

今シーズンから栃木ブレックスとの契約を発表しました。B1のクラブな上、日本代表ガードの田臥勇太選手も在籍するクラブです。どの様なプレーを見せてくれるのか、楽しみですね。

その他の有力選手も続々と移籍を発表

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その他にもやはり有力選手が続々と移籍を発表しています。

*竹内譲次選手

竹内譲次選手は、竹内公輔選手の双子の弟さんです。こちらも日本代表選手という実力の持ち主です。日立東京(B1日立サンロッカーズ東京)でプレーをしていましたが、アルバルク東京でBリーグでは活躍します。

*川村卓也選手

B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズより、横浜ビー・コルセアーズへ移籍となりました。

同じB1ではありますが、西地区と中地区と違う地区になりますので、クラブの優勝争いで対戦することも予想されます。面白い試合、迫力あるプレーに期待しましょう!

*岡田優介選手

B1千葉ジェッツに在籍していた岡田優介選手はB1京都ハンナリーズへ移籍しました。

元日本代表にもなった程、力のある選手です。つくば→広島→千葉から京都へ移籍です。各クラブでのキャリアを爆発させてくれるのではないでしょうか!

*川嶋勇人選手

日立サンロッカーズ東京(B1サンロッカーズ渋谷)よりB1京都ハンナリーズへ移籍です。

元々出身が京都の川嶋選手ですので、地域の皆さんは親しみが持てる選手が増えたことで応援にも力が入るのではないでしょうか。天皇杯優勝を経験していますので、クラブへ新しい風を吹き込んでくれるのではないでしょうか。

編集者のまとめ


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Bリーグの移籍状況に関しては「自由交渉権リスト」のサイトを見ますと、B1のクラブへ移籍は8月までにほぼ落ち着いているのかなといった印象を筆者は受けています。

移籍金額に関してや契約時の年棒等については調査してみましたが公表されていません。しかし、移籍動向を見る限りになってしまいますが、はやり資金力のあるクラブの方が引く手あまたの選手を獲得しているのではないかと感じます。そして、把握出来る限りですが、選手も「プレーするならB1で」という方が目立ちます。

開幕中にも移籍は出来ますが、それほどは発生しないと思いますので、今シーズンの選手のプレーだけではなく、各クラブの方向性を見るというのも面白いかもしれませんね!

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