ナチュラルモダンなインテリアコーディネート【一人暮らしメンズ6畳編】

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春になると、一人暮らしを始める方も多くなるかと思います。

それは仕事の都合であったり、或いは大学や高校に通うためであったり。

そんな時に考えたいのが、どのような部屋にするかですよね。

もちろん物件を探すのも大事なことですが、それ以上にお部屋の雰囲気を決定付けるのが「インテリア」!

そこで今回は「ナチュラルインテリア」の中でもよりスタイリッシュと言われる「ナチュラルモダン」について、お伝えしていきたいと思います。

モダンなのにナチュラル?


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「モダン」というのは言わずもがな「現代的・近代的」という意味ですよね。

現代的・近代的と聞いて思い浮かぶのは、例えばプラスチック製の家具であったり、目の前にある電子機器(スマホやタブレット・PC)であったり。

とにかく、利便性を追求した物が「モダンな雰囲気」にあてはまるのではないでしょうか。

しかし一方「ナチュラル」はそのまま、「自然的」という意味合いのことを指します。

言葉だけを聞くと、全くチグハグな組み合わせに思える、この二つのワード。

では一体、それらをどのように組み合わせれば、オシャレで男前な「ナチュラルモダン」なインテリアを作ることが出来るのでしょうか。

ナチュラルモダンをカッコ良く構成するコツ【前編】


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そもそも「ナチュラルモダン」というのは、NYの若者がモダンスタイルに敢えてナチュラルな素材を付け足して「ハズす」という事を始めたことがきっかけで流行したスタイル。

モダン特有のシャープで硬い感じではなく、柔らかく落ち着ける空間を形作る事が重要ですので、それを念頭に置いた組み合わせを意識していけば、自然とナチュラルモダンに近づきます。

とはいえ、ナチュラルインテリアのような「曲線」よりも「直線」を意識した家具を設置するのが「ナチュラルモダン」を構成するコツ。

そしてカラーは、黒や白を基調として差し色にビビットカラーを取り入れるのが「モダンスタイル」の定番ですが、「ナチュラルモダン」の場合はブラウン系に対し淡いアイボリーなどを差し色として使います。

…「説明は良いから、早くコーディネートを紹介して欲しい」と言う声が聞こえてきそうですので、ここら辺で一旦、説明は終わりに致します(笑)

コーディネートの後にまた、ナチュラルモダンコーデのコツを詳しく記載致しますので、興味のある方はそちらをご参考ください。

ナチュラルモダンなインテリアコーディネート5選【一人暮らしメンズ6畳編】


直線で形作られたオシャレなナチュラルモダン

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床や壁をブラウン系の素材にすることで、直線的なモダンの中にナチュラルさを取り入れているスタイル。

棚の上に植物を置いているのもポイントが高いです。

ネイビーの壁がオシャレですが、賃貸には難しい?

いえいえ、そんなことはありません。DIY好きなら良くやる手法によって、賃貸でも簡単に壁の色を変える方法があります。

そちらについても、コーデ紹介が終わってからご説明させて頂きますね。

▼コーデ類似アイテム

シンプルな組み合わせ、でもそれこそが男前インテリアのコツ

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ヴィンテージ間の漂うブラウンの革張りソファと、その色にマッチしているテレビボードがなんとも渋いナチュラルモダンなワンルーム。

フローリングの床にラグなどを敷かず、敢えてそのまま見せることで「ナチュラル」の要素を上手く活かしています。

ブラウン×ブラックという暗くなりがちな組み合わせでも沈んで見えないのは、テーブルの上や窓際に置かれた植物があるから。

全体像をしっかりと捉えて作られた、男前な空間となっています。

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ブラウン系ナチュラルモダンで、落ち着きのある大人なインテリア

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こちらはカーテン、寝具、家具からラグに至るまで、全てをブラウン系で攻めたナチュラルモダン。

ガラステーブルなど全体的に直線的なインテリアアイテムを使うことで、モダンな雰囲気を出しつつも、インテリアに黒を一切使わないことによってナチュラルなイメージに。

高級感の漂う組み合わせですが、不思議と安心感のある落ち着いたお部屋に仕上がっています。

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塩系小物が随所に散りばめられた、ナチュラルモダンなワンルーム

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グラスホッパーランプやビンテージ感溢れる木箱、植物を光源としている、などなど思わず「かっこいい…!」と声に出してしまいそうな塩系ワンルーム。

こちらも黒アイテムを使用することなく、しかしブラインドなどモダンの定番とも言われるアイテムを取り入れることで、ナチュラルモダンな雰囲気を生み出しています。

個人的な感想で申し訳ないのですが、映写機を模した小物の隣にブルーレイディスクを並べている所が、洒落ていてとても好きなお部屋です。

(植物の光源は、恐らくプランターに光源を入れ、その上にフェイクグリーンを乗せていると思われますので、取り入れたいとお考えの読者様がおられましたら、参考にしていただければと思います)

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モダンとナチュラルを上手く融合させた、男前インテリアコーデ

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こちらのお部屋も、最初にご紹介させて頂いたお部屋のように、ネイビーカラーの壁が使われていますね。

またモダンの基本と先ほども書きましたが、「ブラインド」が使用されており、黒や白のチェアと直線的なシルエットのソファーが置かれています。

これだけを見ると「モダンスタイル」のお部屋となってしまうのですが、しかし良く見るとブラインドはブラウンカラー。

そして黒いチェアのひじ掛けや、画像中央のテーブルも木製となっています。

これらアイテムを使うことで、一見するとモダンのようでいて、実は「ナチュラル」という作りに。

モダンとナチュラル、両方のコーディネートを知っているからこそ成せる、男前な仕上がりのワンルームです。

▼コーデ類似アイテム

 

以上5点のインテリアコーディネートについてご紹介させて頂きましたが、読者の皆様に「これはやってみたい」と思って頂けたものはあったでしょうか?

さて、コーデを紹介する前に書かせて頂きました「コツ」ですが、お待たせ致しました(待ってないというお声も聞こえそうですが…)。

ここからは再度、ナチュラルモダンを構成するコツについて4点、ご説明させてもらえればと思います!

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ナチュラルモダンをカッコ良く構成するコツ【後編】


ビビットカラーは使わない

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先述した通り、黒・白を基調にビビットカラー(赤や黄色などの強い色)を差し色として使用するのがモダンスタイル。

対してナチュラルはブラウンやベージュなどの「アースカラー」を基調に、淡い色合いのアイボリーやクリームなどを差し色として使います。

では「ナチュラルモダンは?」というと、ナチュラルに寄せた色の選択が望ましく、またビビットカラーは極力避けるべきと言えます。

何故ならナチュラルモダンは「北欧スタイル」と混同されがちなのですが、その原因の一つがこの「ビビットカラー」にあります。

これを知らずに取り入れてしまうと、北欧スタイルに寄って行ってしまうのです。

お部屋の雰囲気を統一したいのであれば、ビビットカラーは置かないように気を付けましょう。

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心落ち着くオシャレな北欧インテリアコーディネート【一人暮らしメンズ6畳編】

モダンスタイルを保った木製家具

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モダンと言えば、テーブルを例に出すと、天板はガラス、脚部分にアイアン素材などが使われている物が主流ですが、ナチュラルモダンでは「自然の温かみ」を考慮した家具を選びましょう。

ガラステーブルでも脚の部分が木製であったり、天板は木製で脚がアイアンである、という家具がナチュラルモダンには最適。

とはいえ家具が全て木製で出来ていたとしても、その他のアイテムでモダンさを出せているなら問題なし。

ただし、直線的ではなく丸みを帯びた物や骨太な物、色の明るい木製家具は、どちらかというとモダンではなく北欧やカントリーに近づきますので注意が必要です。

取り敢えずブラインドを設置する

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コーディネートでご紹介いたしました部屋の4つに、「ブラインド」が使用されていたこと、気付かれた読者様は多いのでは?

それほどまでに、モダンスタイルを演出するのに欠かせないアイテムが、ブラインドなのです。

コーデの物は全て横型のブラインドでしたが(日本の窓には横型のほうが向いている為)、よりブラインドに関してモダンに近づけるのであれば、縦型のブラインド(バーチカルブラインド)を設置することを推奨いたします。

縦型のブラインドはそれだけでスタイリッシュな印象を与えますから、出来ることなら取り入れたいアイテム。

それに横型より縦型のほうが、埃も溜りにくいので掃除も楽です(笑)

床や棚、テーブルに植物を飾る

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先ほど同様、ご紹介致しましたコーデの殆どに植物が置かれていたのを、皆様はお気づきでしょうか?

植物は必ず必要、というわけではありませんが、手軽に「ナチュラルさ」を取り入れるには大変便利なアイテムです。

もちろん、「植物の世話なんて」と思われる方も多いでしょう。

しかし最近では光触媒といった、部屋に置くだけで室内の空気を浄化してくれるフェイクグリーンなども販売されていますので、難しく考えることはありません。

また「植物は好きだけど、部屋に土を置くのは衛生面で…」と言う方には水耕栽培をオススメします。

ここで男性読者様に耳寄りな情報としては「多肉植物は女子ウケが良い」、ということ。

多肉植物とは、画像にあるような「プクプク(いかにも女子が好きそうなパワーワード)」とした小さい植物のことで、しかも乾燥地帯に生息する種類が多い事から、あまり水分を必要としません(でも土の表面が乾いてきたら、ちゃんとあげてくださいね)。

そういう点からも、植物初心者なメンズに是非チャレンジして欲しい植物です。

賃貸だけど壁に色々やりたい…!そんな時に重宝するグッズがこれ!


ディアウォールと有孔ボード

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他のインテリアコーデ記事でもご紹介させて頂きましたが、一応こちらでもご紹介を。

▼ディアウォール

床から天井までの高さに合うサイズの木材(2×4材)を1本購入することで、壁に穴を開けずして壁掛けが作れてしまうという、賃貸にはなくてはならない程の便利アイテム。

もちろん2本購入して、棚受けとなる板を揃えれば、好きなサイズの棚を設けることも。

▼有孔ボード

壁に穴を開けられるお家であれば、そのまま壁にかけて使用出来る便利アイテム「有孔ボード」。

しかし今回は賃貸に関しての説明ですから、ディアウォールと組み合わせてみましょう!

有孔ボードとはその名の通り、穴の開いた板です。

その穴に専用のペグを使うことで、賃貸ではほぼ不可能であった「好きな場所に好きな物を引っかける」という行為を可能にします!

ディアウォールと有孔ボードの合わせ技!youtube

マスキングテープと両面テープ

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インテリアコーデをご紹介した時に「ネイビーカラーの壁」のお部屋がありましたが、覚えていますでしょうか?

そのお部屋にこの方法が使われているかは分かりませんが、DIY好きがよくやる、壁の色を簡単に変える方法をお教え致します!

まず壁の色を変えたい箇所の「上下左右」に太めのマスキングテープを貼ります(もしも壁が広い場合は、貼る部分を増やしてください。そうしないとデコボコします)。

その上から同じ太さの両面テープ(なるべく厚みの薄い物)を貼っていってください。

そしてまたその上に、任意の「糊がついていないタイプ」の壁紙を、両面テープに沿って貼って行けば、「賃貸なのに自由な壁紙」の完成です!

文字だけでは上手く伝わらないかと思い、YouTubeから動画を探して参りましたのでご参考ください。

壁紙の貼り方1
壁紙の貼り方2
壁紙の貼り方3

編集者のまとめ


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今回は「ナチュラルモダン」なインテリアコーディネート(ワンルーム)について書かせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

ナチュラルモダンはモダンインテリアのように堅苦しくはなく、割とアイテムを多めに置いても様になるスタイルです。

もちろん、ビビットカラーや木製家具の種類など、他のスタイルが混ざってしまわないよう気を付ける必要はありますが、あまり難しく考えず取り組んで頂ければな、と思います。

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!

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