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湘北高校のシックスマン、副キャプテン木暮公延。
脇役ではありますが、彼もスラムダンクを語る上で欠かせない人物ですよね。
桜木からメガネ君と呼ばれている木暮は、赤木と共に全国制覇を目指して3年間バスケ部で努力してきました。
そんな木暮の名言・名シーンを集めましたのでご紹介します。
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バスケ部への想いは人一倍 木暮の名言
オレのフォワードのポジションはいずれあいつら二人にとられるかもな
だがそうなりゃ湘北は強くなるぞ赤木 こりゃあ…楽しみだな…!
(単行本:2巻P.33)
桜木が基礎練習ばかりでイライラし、バスケ部を辞めると逃げ出します。ですが、『桜木軍団』とつるんでいても喧嘩を吹っ掛けられても、晴子のことやバスケの事を考えてしまい、結局戻ってきます。そして木暮とマネージャーの彩子のフォローもあって、練習に再開し、打ち込んでいるのを見ているときに赤木に言ったセリフです。
自分のポジションを脅かしそうな二人に対して、出る杭を打つわけでもなく、楽しみだなと明るくいう木暮。湘北バスケ部の将来まで考えている、これこそ大人なセリフですよね。
全国制覇を夢見てきても、なかなかメンバーに恵まれなかった赤木を3年間見てきた木暮にとっては、赤木にも自分自身にも言っていたのかもしれません。
今まで残ったのはあの時 本気で全国制覇を信じた奴だけだぜ
出典:http://manga-okurimono.hatenablog.com/
(単行本:25巻P.44)
山王戦の前夜、前年に海南と戦い勝った山王の試合をビデオで見た湘北メンバー。
格の違いを実感するバスケ経験者となんだかわからないままみんなの緊張を感じている桜木。3年生組が夜、外に集まり話している所を桜木と宮城、マネージャーの彩子が見つけます。
そこで、赤木は「全国制覇を想像するとき、いつも決勝の相手は山王だったんだ」、言葉ではいいますが、でも勝てる想像まではいかない、と雰囲気で示します。
そこに勇気づける木暮が言ったセリフ「こうなったら信じようぜ 勝てるさ絶対 入部したときを思い出してみろよ」のあとに続く名言です。
目標を聞かれた時にはっきりと全国制覇と言った三井、練習中・練習後も全国制覇・山王との闘いを熱く語っていた赤木。
そして、身長や才能、身体能力が高いわけではない平凡ながらも全国制覇を信じ続けていた木暮の3人がバスケ部に残り、メンバーを引っ張っていっている。
退部していったひとたちは各々別で充実しているかもしれませんが、山王戦の試合を見て、どう思っているのか知りたいですね。
ずっと苦労をみてきた仲間をみて出た名言
味方の頼もしさに一瞬心が緩んだのか 赤木…
…ずっとこんな 仲間が欲しかったんだもんな…
出典:http://slamdunk.get0ver.net/
(単行本:30巻P.127)
山王戦の後半、試合時間残り2分を切った時に、流川のスリーポイントによって20点近い点差を追い上げ5点差まで追いつきます。
そしてタイムアウトを取った山王側。ベンチに座り、湘北メンバーが諦めず山王に勝つ気でいる頼もしさに赤木は感極まって涙します。
昔、同じバスケ部の仲間に、目標をバカにされ、「お前とバスケをやるの息苦しいよ」と言われたことを思い出したからです。
その涙をみたときの木暮のセリフです。
チームワークが必要なバスケで、同じ目標にメンバーが向かっていないのはとても悲しいですよね。
でも、唯一同じ目標を持ち黙々と練習する木暮がいたおかげで、赤木も救われているんですよね。
いつもいがみ合っている今の湘北メンバーでも、山王を倒すという共通の目標に向かっている仲間がいることは、不遇の時代を越えてきた赤木にはとても嬉しいことをずっと隣で見てきたからこそ木暮もわかるのでしょう。
大人になれよ…三井…!!
(単行本:8巻P.45)
バスケ部に喧嘩を吹っ掛けに着た三井に殴られた時に言ったセリフです。
桜木と宮城に因縁をつけ、他校生も連れてバスケ部に乗り込んできた三井。
最初は廃部や試合の出場停止を危惧しておさえていた桜木、流川、宮城の3人でしたが、売られた喧嘩を買ってしまい、大乱闘になります。
そこへ『桜木軍団』が助っ人として現れます。
水戸が三井をボコボコにしながら、「もうバスケ部へはかかわらないと言え」と脅しても何も答えない三井を見て、木暮は三井の戻りたいのに戻れない葛藤を感じます。
自信満々でバスケ部に入部し、全国制覇と意気込んでいた三井が膝のケガで挫折し、子供の癇癪のようにバスケ部に因縁をつけてきた三井。
昔の三井を知っているからこそ、殴られてメガネが吹っ飛んでも冷静に言えるセリフですよね。
バスケを楽しんでいるからこその名言
まだ終わりたくない… もう少しだけ このメンバーでバスケがしたいんだ
(単行本:17巻P.129)
神奈川県予選、これで負けたら夏が終わるという陵南戦に入る直前でのセリフです。
三井は選抜まで残る予定ですが、赤木と小暮はインターハイまでで引退を決めていますので、負けたらこのメンバーではなくなります。
安西先生が倒れて不在、海南選で足首をねんざした赤木も万全ではないという良くないコンディションの中で挑む湘北メンバー。
スタメンではなく、ベンチから応援する木暮ですが、勝ちたい気持ちはみんなと同じくらい強いものでした。
この気持ちはバスケ以外にもチームワークを必要とする部活に青春時代を打ち込んでいた人なら一度は感じたことではないでしょうか?
オレ このまま辞めたくない バスケットが好きなんだ・・・
(単行本:21巻P.73)
中学時代最後の試合に負けて涙する木暮が、赤木に言った言葉です。
赤木と小暮は北村中のバスケ部に入部してからの付き合いです。木暮は体力をつけるためにバスケを始めましたが、つらい基礎練習でもう辞めたいと考えてしまいます。
バスケットを辞めたいと思ったことはただの一度もないという赤木の答えで踏ん張ります。
でもやはり中学3年間バスケを続けていると、負けていい試合だったと終わらせるのはもったいないですよね。
泣きながら、まだ辞めたくない、という木暮は高校でもバスケ部に入り三井と出会います。
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湘北のアメもアツくなる名シーン
お前は根性なしだ……三井……ただの根性なしじゃねーか……
根性なしのくせに何が全国制覇だ…
夢見させるようなことを言うな!!
出典:http://festy.jp/
(単行本:8巻P.178)
バスケ部に喧嘩を売りに来た三井が、ボロボロにやられて、木暮にケガをしバスケを挫折した昔のことを話され、激高します。
そこで、不良仲間の堀田に「みっちゃん 本当は・・・バスケ部に戻りたいんじゃ・・・」と図星を突かれ、堀田を突き飛ばし、一緒にやろうという木暮も突き飛ばします。
三井の「バスケなんて単なるクラブ活動じゃねーか!つまんなくなったからやめたんだ!それが悪いか!」というセリフに、今までやられっぱなしでも責めなかった木暮が胸倉をつかんでいった名言です。
一番根性がある木暮に言われるとずしんとくる言葉ですよね。
3年間が認められる名シーン
泣かすなよ… 問題児のクセに…
出典:http://festy.jp/
(単行本:21巻P.111)
インターハイ進出を決める、がけっぷちの陵南戦。湘北側が1点リードしていますが、試合終了まで残り1分を切り予断を許さない状況になり、スタミナの尽きた三井の代わりに、木暮がスリーポイント決めます。スタメンではないにしろ、今まで木暮を侮っていた田岡監督も3年間頑張ってきた男なんだと、認識を改めます。
そして仙道が点を奪い返しますが、赤木がシュートを投げリングに当たったボールを桜木が押し込み、70対66で試合が終了し湘北がインターハイ出場を決めます。
そこで、桜木が「メガネ君 引退がのびたな」と言ったセリフに対しての返答です。
これが最後だ、といった木暮の言葉を覚えているあたり桜木は男前ですね。
ラスト1秒まで気を抜かない湘北高校に最後まで挑む陵南高校、アツいですし、陵南との闘いはスラムダンクの前半の中で一番心揺さぶられるストーリーだと思います。
編集者のまとめ
出典:http://itplanning.co.jp/
いかがでしたでしょうか?
赤木とともに湘北高校を導いてきた木暮公延。
地道にコツコツと3年間(+中学でも3年間)バスケを続けてきた男の名言は、見かけによらずアツいものばかりでした。
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