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現在、新作ドラマや映画は原作の漫画や小説の実写化が多く、原作ファンにとっては「どんな実写になるのか」が非常に注目を集めています。
今回、何度も実写映画化説が浮上しては消えていた「ジョジョの奇妙な冒険」がいよいよ現実となります。
ジョジョの奇妙な冒険はシリーズの為、「何部が実写化されるのか」「主演は誰がつとめるのか」とうわさが絶えることはありませんでした。
正式に記者発表会が開かれ、主演は山崎賢人さんと発表されました。どんな内容だったのでしょうか?
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「ジョジョの奇妙な冒険」とは
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原作について、おさらい
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「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、漫画家・荒木飛呂彦先生によって1987年から連載を開始されました。現在も連載は続いており、現時点では第8部が展開されています。
作品全体のテーマは「人間讃歌」。個性的な表現方法で仲間たちとの絆・強敵との死闘などを描き、独特の世界観を築き上げ、熱狂的なファンが根強い人気の秘密ともいえるでしょう。
登場人物が見せる独特なポージング“ジョジョ立ち”も注目です。
そして、なにより第3部以降に出てくる架空の超能力、超能力を目に見える形で表現したもののことを「スタンド」と呼ばれ、次のシリーズに設定が引き継がれていきます。
このスタンドは見る・触ることが出来るのは「スタンド使い」だけで、本体の意志によって動き、本体が傷つけばスタンドも傷つきます。
この「スタンド」はジョジョを映画化するにあたっても、切り離せないものなのです。
「第○部」によって、主人公が変わってきますので、映画化する噂が出ると、「主人公は誰になるのか」「イメージを壊すことは無いのか」といった話が出る訳です。
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記者会見の模様から撮影場所、会見まで
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映画化は第4部!
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今回記者会見で、第4部の実写映画化が伝えられました。第4部「ダイヤモンドは砕けない」の主人公は東方仗助で、山崎賢人さんが主演を務めます。
他には、広瀬康一に神木隆之介さん、山岸由花子が小松菜奈さん、虹村形兆を岡田将生さん、虹村億泰を真剣佑さん、片桐安十郎を山田孝之さん、空条承太郎を伊勢谷友介さんが発表されました。
監督は、『藁の楯』『テラフォーマーズ』等の作品を手がけた三池崇史監督です。三池監督は、
「これを作ってしまったあと、我々は何を作ればいいんだという思いを抱くような作品にしなくてはいけないと考えています。」
「日本映画が1回リセットされるくらいのビッグタイトルだと思っています。」
とコメントされています。監督はオファーを受けて3日間眠れなくなったそうです。
主演の山崎賢人の意気込みは?
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今までジョジョファンに実写映画化はかなり不安視されてきました。
以前、実写映画化が噂になった際には「第3部で主人公の空条 承太郎役を嵐の松本潤がやるらしい」といったかなり具体的な内容まで飛び交いました。
発表記者会見で山崎賢人さんは以下の様にコメントしています。
「自分が生きてきた時間よりも長く愛され続けている作品の実写化ということで……とにかくがんばるしかないと思っています」
「豪華なキャストの方々や三池監督とスペインで撮影するということにワクワクしています。不安がたくさんある分楽しみで仕方がないです。」
本当は、まだロケ地はこの会見時には明かさない予定だったようですが、うっかり山崎さんが発言してしまいました。
実は「ジョジョ役を日本人が出来る訳がない」「実写化は外国人を使ってほしい」といった声がジョジョファンの間から数多くあがっていますので、「なるべく原作の雰囲気を壊さないようにしますので・・・」といった山崎さんなりの配慮も込められていたのかもしれませんね。
撮影場所について
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先に少し触れましたが、ロケはスペインで行われるそうです。
原作の舞台は架空の街・杜王町です。
この場所をバルセロナから1時間ほど離れたところにあるカタルーニャ地方の「シッチェス(Sitges)」という町で‶ほぼオールロケ”がこちらで行われるそうです。
このロケ地に関しては日本国内だけではなく、海外も視野に入れて検討し、一番ピッタリしたのだとか。
まだ撮影に入っていないそうですが、メインキャストは日本人なので、エキストラはどうするのかが個人的には気になります。(テルマエ・ロマエの様な話ではないですし・・・。)
そして、ファンが気になる「スタンド」や独特な言い回しについては
「スタンドが登場しない第4部はありえない。期待を上回るスタンドを作るべく実験をしている」
と三池監督がコメントしています。
原作の荒木先生も
「ついに実写化の運びになったことは原作者として光栄なことです。10年前だったら不可能だった技術や映画表現をもってどう作られるのか、私も楽しみにしています」
とおっしゃっていますので、一番作品を愛していらっしゃる荒木先生のOKが出る、世界観を期待したいですね。
編集者のまとめ
このジョジョの実写映画化にはビックリと、「俳優陣は肉体改造をするのだろうか、期待に応えられるのだろうか」と筆者も思いました。
そして、何よりこの記者発表でタイトルが「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」とされている点です。
続編も既に計画されているという事ですよね?
ドラマでも原作があって実写化する際に、最近では女優や俳優の皆さんが先に「空気感を壊していないか不安です」といったコメントを出すことが多くなっている気がします。
異なる空気感でも受け入れられる作品もありますが、ジョジョは既にファンの声が多いだけに、2017年夏公開予定ですが出演者の皆さんも応えようと頑張ってくれると期待しましょう!
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